将棋 羽生3連覇か、三浦初奪取か…8日から名人戦第1局(毎日新聞)

 羽生善治名人(39)に三浦弘行八段(36)が挑む第68期名人戦七番勝負の第1局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、藤田観光協力)が8、9の両日、東京都文京区の椿山荘で行われる。羽生が3連覇を達成し、名人獲得を通算7期に伸ばすか。三浦が名人初挑戦で奪取を果たすか。将棋界注目の対決が開幕する。

 両雄によるタイトル戦は14年ぶり。96年の棋聖戦では、三浦が当時7冠の羽生を破った。だが、03年の途中からは、羽生が三浦に10連勝している。

 椿山荘では7日、前夜祭が開かれ、他のA級棋士を含む関係者やファンら約350人が参加。羽生は「ひのき舞台にふさわしく、ファンの人を楽しませる将棋を指したい」、三浦は「美しい椿山荘の桜に負けないような素晴らしい棋譜を残したい」と決意を語った。

 また、毎日新聞社の朝比奈豊社長が「今回も公募の中から対局場が選ばれました。各地で将棋ファンが首を長くして待っていることでしょう」、朝日新聞社の秋山耿太郎社長が「棋力、体力が充実されているお二人の対局を見せていただきたい」と語った。日本将棋連盟の米長邦雄会長、大和証券キャピタル・マーケッツの吉留真社長もあいさつ。来賓の川端達夫文部科学相、原口一博総務相が祝辞を述べた。

 第1局の先後は「振り駒」で決める。持ち時間は各9時間。立会は大内延介九段、解説は飯島栄治六段、記録は渡辺愛生三段。【山村英樹】

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